治安の観点からマンションを選んだ体験談

30代女性、小学生の子どもがいる主婦です。8年ほど前、子どもが生まれると同時にマンション購入の計画を立てたのですが、私たち夫婦の譲れないポイントとして「治安の良さ」がありました。投資マンションとしてもリスクが少なくなる条件ですよね。

と言うのも、私も主人もかなり田舎の出身で、どちらの実家も一度空き巣の被害に遭ったことがあり、トラウマに残っていたからです。できるだけトラブル要素の少なさそうな所を選んでみよう、という意見で一致していました。

いくつか予算内の中古マンション物件を見て回ったのですが、なかなかピンとくるものはありませんでした。ようやく見つけたのが、市役所・小学校からほど近い住宅街にある中古マンションです。

ここは小さな商店や事務所が点在しているので日中の交通量が程よくありますし、何と言っても学校の前なので、住民の他にも通学見守りボランティアの人々などの目が多い、というのが決め手でした。市役所が近いので、警察のパトロールも頻繁と言えます。

結果としてはまずまずの成功で、ここ8年で危険な場面に遭遇したことは、幸い一度もありません。絶対にここに住めば安心!という場所はありませんが、治安という観点で住む場所を探してみるのも一考だと思います。

夢の新築マイホームのはずが悪夢に

収益物件セミナーも開催している梅田の不動産屋での土地探し、ハウスメーカーで打ち合わせの同時進行が結構大変でした。生活拠点となる場所をどこにするか、希望する地域に気に入った土地があるか等不動産屋に何度も足を運び相談したり、間取りや外観等もせっかく建てるなら一から自分好みにしたいと思い、悩みました。主人はなかなか休みが取れないので、休みが全て家関係のことでしばらくは過ぎていきました。

いつしか不動産屋とハウスメーカーの二つを考慮しながらが苦痛になって疲れてしまった時に、たまたま冷やかしでフラリと見たモデルハウスが思いのほかよかったので、わりとトントン拍子で購入まで決まってしまいました。あれこれ想像で考えていた時には想像が膨らみ過ぎて考えがまとまらず悩みましたが、実際にモデルハウスの中を見てみたら、間取り等も「普通でいいな」「十分だな」と思えるようになりました。百聞は一見に如かずとはこのことだなと思いました。

やっぱり実際にモデルハウスや建売物件等に足を運び、自分の目で見ることが大切かと思います。そうすることで、「ここはこういう機能が欲しいな」等具体的なマイホーム案が浮かんできます。

マイホームを建てるのに適した土地選びは

マイホームを建てるのに必要なのは、居住するのに適した土地選びです。子供が小学校へ入学するのを機にマイホームを持とうと考えた私達夫婦は土地選びに困り果てました。幼稚園のお友達がそのまま小学校へ入学するので、マイホームを建てる土地は小学校の学区内でなければ意味がありませんでした。しかし、そう都合良くいい土地物件は見付かりません。学区外なら手頃な土地は様々に選ぶことが可能でしたが、人気のエリアでもあったため土地を探すのは困難でした。そこで考えたのが地元に精通した不動産会社への会員登録でした。

大阪で不動産投資セミナーも開いている不動産会社に会員登録をしていると一般に公開される前に優良な物件を教えてもらうことができるのです。土地に限らず中古物件も不動産業者専用の不動産サイト「レインズ」に流れてくるので、多くの物件が存在していることが分かりました。私達夫婦は「古屋有り・上物有り」の土地の購入を決めました。この土地物件は、売却予定の土地に建物があることを意味しています。解体費用などが掛かってしまいますが、その分、更地を購入するより価格は低めに設定されていました。土地探しは地元の不動産業者さんにお願いして良かったと思っています。